音感を鍛えるためのおすすめ教則本等


ここでは私が使って音感を鍛えるのに役に立った教則本等を紹介したいと

思います。

 

音感についての解説本ではなく、私がトレーニング(歌う練習)に

使って役に立ったものを紹介します。

1冊目はこれです。

 

視唱の練習 和声感の育成をかねて

 

これはかなりおすすめです。

通常のソルフェージュの教則本だと、メロディだけの練習が多いのですが、これはコードに関連付けながらメロディを練習することができ、より実践的な練習ができます。難易度も順を追って上がっていくので、取り組みやすいです。

私が一番使った教則本です。

2冊目はこちら

 

全曲楽譜付 たのしいこどものうた600選                    

 

1冊目の”視唱の練習”が少しとっつきにくいという方は、知っている簡単な曲から練習するのも手です。その練習にこの本はおすすめです。知っている曲が多いし、メロディとコードの両方が載っています。ただ、実際の曲はキーなどの判別や移動ドの読み替えをしないといけないので、最初は”視唱の練習”などでキーがC(ハ長調)のもので練習するといいでしょう。私は視唱の練習と併用して使っていました。

次はコード進行に特化したものです。

 

ヒット曲に学ぶ! 使えるコード進行125(CD付)

 

この本はよくあるコード進行を実際の楽曲名とセットでまとめらた本です。キーCで全て書かれているので、練習に使うには最適です。付属のCDも紹介されている楽曲の雰囲気をある程度再現しているので、CDを聴いてコード進行を当てる練習にも使えます。理論的な説明もしてありますが、最初はとにかくこれに載っているコード進行のルート音を歌っていく練習をするとコードの聴き取り力がアップしますよ。

これもコード進行に特化した本です。

 

予備知識や理論のいらない 実戦! コード進行作曲法(CD付)

 

この本もよくあるコード進行(具体的な楽曲名も有)を紹介したものですが、”ヒット曲に~”と比べると、音源が全てギターの打ち込みのみで作られています。最終的には実際の曲形式で音源が作られているもの(ベース、ドラム、キーボードなどが入っているもの)で練習した方がいいですが、最初はこういう単純な音源で練習するのもいい方法です。

というのも、自分がやっている楽器の音は比較的聴き取りやすいからです。この本で最初は練習して、一通りできたら、”ヒット曲に~”を使って練習するのがいいかと思います。

 

ここでコード進行形の教則本を選ぶポイントを紹介します。

それは以下の2点です。

・紹介されているコード進行を使っている実際の曲名が記載されているもの

・CD付のもの

 

よくあるのはCDがなく、よくあるコード進行だけがずらずらと書かれているものです。

これだとやってみると分かりますが、やっていても楽しくないので、

やる気が続かなくなります。

また、どういう感じの曲で使われているコードなのかというイメージと一緒に覚えないと記憶への定着率も悪いです。

 

また、曲名は書かれているが、CDが付属していないとその曲をいちいち

ネットなどで検索しないといけません。

そういう手間があると練習がはかどらなくなるので、上記2点のポイントを

押さえている点でもコード進行を学ぶには

”ヒット曲に学ぶ!使えるコード進行125”はかなりおすすめです。

  

最後に紹介するのは歌のハモリ練習に使える楽譜です。

 

みんなのコーラス

 

これも簡単な曲で練習できるものです。メロディとハモリのパートが記載されています。ハモリの練習方法はハモリパートを何度も歌って、メロディを覚えます。その後、主旋律のメロディを楽器で弾きながら、ハモリパートを歌う練習をすれば一人でもハモリ練習をすることが可能です。

 

以上、実際の練習に使える教則本、曲集を紹介しました。

音感について解説している本などもありますが、最初はとにかく

数を歌うことが大切です。

 

訳が分からなくても、こんなことをしていて本当にできるようになるのかな?

など思うと思いますが、とにかく続けてください。

かならずわかるようになってきます。

という私も現在修行中ですが、本当にやっていれば少しずつ成長してきます。

 

是非めげずにがんばってみてください。