脳は新しいことをするのが苦手!?


練習方法をしぼる利点について、
脳の特性から説明していきたいと思います。

タイトルにも書いていますが、
脳は新しいことを始めるのが苦手です。
これ、脳科学的には常識なようで、
ご存知の方もいると思います。

逆に脳が得意なことは

習慣です

この話でどんな本でも引き合いに出されるのが歯磨きです。
歯磨きを習慣にしている人はなんの苦労もなく毎日歯を磨いていますよね?
逆に習慣になっていない人は歯磨きがかなり
おっくうなのではないでしょうか?

 

これを練習メニューをしぼるという観点で考えると、

練習メニューをしぼった方が脳は楽なんです。

 

特に教則本をやるときにはその本にいかに慣れているかで

理解度が大幅に変わってきます。

 

新しい教則本だと

目新しい表紙、目新しい文体、

目新しい本の構成、目新しい言葉

などなど

脳にとって新しいことが目白押しで、内容を理解して自分の演奏能力を

向上させる練習に入る前に脳が疲れてしまうんです。

 

例えば、2回目に見る映画って1回目よりかなり理解できませんか?

これは当たり前ですが、脳にとって2回目の方が新しい要素が少ないからです。

 

世の中には興味をそそるタイトルの教則本がいっぱい出版されていて、

あれも欲しいこれも欲しいとなるのですが(私も結構な教則本マニアです)・・・

 

おすすめのやり方はメインとなる教則本を自分の中で決めて、

メインの教則本では分かりにくいところを他の本で参照するというやり方です。

実際、教則本ってタイトルは違えど、書いてあることは基本的には一緒だったりします。

なので、1つの教則本を深くやるとかなり上達します。

 

教則本の選び方やいい練習方法の見つけ方も

書いていきますのでチェックしてみてください。