教則本の効率のいい使い方


皆さんは教則本をどんな風に使っていますか?

1冊を一通り読んで、弾いて、一応終わりました。

という方や

最後まで読めてないけど気になったところは弾けるようになりました。

という方、すごくもったいない
使い方をしています。

ここでは上記のような使い方から一歩進んだ
教則本の使い方を書きたいと思います。

まず、具体的な方法ですが、
教則本で仕入れたネタを他の曲に使ってみる
というものです。

この実際に使うということが、仕入れたネタを覚える、

さらには使いこなせるようになるために非常に重要なことです。

最初に書いたような教則本の内容をとりあえず

弾けるようになりましたという方。
正直、やり終わったのにあまり上達した

感じがしていないと思っているのではないでしょうか?

では、具体的にどういう風に上達していないか言えるでしょうか?


おそらく

弾けるようになったけど、それが実戦に出てこない。

という風に悩んでいるのではないでしょうか?

これは正に、他の曲で使う練習をしていないからです。

多くの方が

自分が本当に身に付けたい能力を
意識した練習ができていないと思います。

ジャンル等によっても変わってくると思うのですが、

ギターを弾いている方が身に付けたい能力って、

だいたい次のどちらかではないでしょうか?

・空で色んな曲が自由に弾ける
・好きな曲で自由にアドリブソロとバッキングができる。

なので、教則本を読んで、そこにある譜例を
弾けるようになる練習だけしている人は、
当たり前ですが

"教則本を読んで弾く"

ということしかできるようになりません。

そこから本当に身に付けたい能力を
得るためには、この

"実際の曲に当てはめて弾く"

練習をしないといけません。

一見当たり前のように思えるのですが、
意外と自分が手に入れたいと思っている能力を
身につける練習をしていない人って多いんです。

かくいう私も最近やっと意識してそういう練習が

できるようになってきたのですが。。。

今回の場合で言うと、最終的に身に付けたい能力は

"色んな曲で自由に弾けること"

なのに、現実は

"教則本の譜例を弾けるように"

練習しただけということです。

自由に弾くという練習をしなければ、

いつまでも望む能力は手に入りません。

1度自分が本当に身に付けたいと思う能力はなんなのかを

はっきりさせ、それを意識した練習をしてみてください。