その教則本ちゃんと使えてる?      ~意味のない教則本の使い方~


教則本が上手く読めている、

 

言い換えると

 

買った教則本が役にたっているかを
簡単にチェックする方法があります。

それは。。。

教則本を読んだあとに自分の行動が

変わっているかどうかをチェックするというものです。

行動が変わるとは具体的に書くと教則本を読んで
・練習方法が変わった。
・毎日の練習メニューが変わった。
・プレイフォームが変わった。
などなど

読んだ前後でやっていることが変わらなければ、

その教則本を読んだ意味がないと思っています。

これは普通の本を読むときでも一緒です。
私は良く自己啓発本などを読むのですが、
とりあえず読んでみて、なるほどと思ったところがあれば実践してみます。
自己啓発系の本は結構抽象的なことが書いてあることも多いので、

それを具体的な行動に落としこんで実践する必要がありますが。。。

それに比べると教則本は簡単です。
だってほとんどの場合、具体的な練習方法が
書かれているからです。

逆にどんなにいい教則本を読んで、

 

「へぇ、良いこと書いてあるなぁ。なるほど!」


っと思ってもその後の行動が変わらなければ
意味がないと思っています。

教則本をいっぱい買っても上手くならない人の
多くはまさにここができていないんです。

読んでも練習しない。特に音楽理論などを
読むと、なんとなく分かったような気になる
のですが、それを実際に弾いたり、歌ったり
しないと意味がありません。
詳しいやり方などについてはYouTubeや記事で

いろいろ書いていくのでチェックしてみてください。

余談ですが、
最近読んだ菅原洋平さんの「脳内整理ですべてうまくいく」という本の中に
人間の内臓は基本的には何かを入れたら何かを出すという

役割があるらしく(食べ物を食べたら排泄物を出すというように)、
脳という内臓の役割は

"入口から情報を入れたら出口から運動(行動)を出すこと。"

だそうで、ものを食べて排泄しないと排泄物が貯まって身体に害を与えるように
情報を入れて行動に移さなければ、
脳にとっての排泄物(情報)がたまり、すごくストレスになるそうです。

教則本を読んだら自分の今までの弾き方を変える、練習方法を変えるなど、

具体的な行動に移し変えられているかを是非チェックしてみてください。