そもそも習おうか迷っている方へ

~人から習うメリット


読者の中には人に習った方がいいのか、

それとも独学でやろうか迷っている人もいると思います。

ここでは人に習うことのメリットを書きたいと思います。

まず、私は上達したいなら絶対に人から習うことをおすすめします。
おそらく独学でできると考えている人の中には好きなアーティストが、

"僕は完全に独学でギター術を身につけました"

というような記事を読んだりして、自分も独学でできるのでは

ないかと思っている方もいるかもしれません。

でも、上にも書いたように、私は人から習う方が絶対に上達すると思っています。

なので、先ほど独学でやってきたというアーティストにしても、

もし過去に習っていたら今以上に上達していると思います。

ではなぜ習う方にメリットがあるのかを具体的に書いていきたいと思います。

個人的に先生というのは
"専門分野に特化した優れた検索エンジン"
だと思っています。

今やネットでほとんどのことを知ることができます。

なので、誰かに教えてもらわなくてもネットで情報を得ればいい。
だから独学でもいけると思っている方も多いと思います。

でも、ネット検索で自分が必要としている情報を見つけるのって

意外と難しくないですか?

音楽の先生というのは本当に優れた検索エンジンで、例えばCDを聞かせて

「こういう奏法がしたいんだけど、どうすればいいですか?」

って質問をすればすぐに答えてくれたりします(注:先生の専門性、レベルによる)。

ネット検索の難しさってやはり知りたいことを検索窓に入力できるように

言語化しないといけないことなんです。
CDを聞かせてこんな感じの演奏とかじゃ検索できないんです。

それが先生の場合は曲を聞かせたり、ギターのパーツで分からないところがあれば、

パーツを指さしながらここは何て言うんですか?

とか、色んな方法で聞くことができます。

それに加えて私が最大の利点だと思っていることは

知らないことを自然に教えてくれるということです。

さっきのネット検索の方法だとそもそも疑問に思わなければ

答えに行きつかない(探そうともしない)というデメリットがあります。

簡単な例で示すと例えば誰かのソロをコピーした時、このアーティストは

ペンタトニックスケールを主に使っているというのが分かれば、

この人みたいに弾けるんだとわかります。

でも、独学でやっている場合

 

"このアーティストはどういうスケールを使っているんだろう?"

という疑問を持たなければそもそもネット検索さえしませんよね?
それが、先生に教えてもらっていると、
そういう情報を自然に教えてもらうことができます。

この場合、ただコピーをして終わっている人はその曲でしか使えませんが、

理論まで教えてもらった生徒は他の曲でアドリブとして弾ける可能性があります。

演奏に限らず、皆さんも過去にこんなことを思ったことはないでしょうか?

"もっと早く知りたかった"

上記のように教えてもらうことで、この

 

"もっと早く知りたかった"

 

と思う回数を減らすことができます。

やはりその場ですぐに答えてくれる人というのは大きいです。

以上のように考えると、たとえ結果的に同じ情報を得るにしても

知っている人に聞くのと、自分で調べるのとではかかる時間が

全く違うことがわかると思います。。

これは調べている時間を練習に当てることができるとも言えます。


また、時間的な面だけではなく、自分で調べる場合はさらにデメリットがあります。

例えば。。。

練習しながら分からないところが出てきて、ネットで調べると、

そこで練習が中断してしまう。
さらに、調べた情報が正しいのかどうかを自分で判断しないといけない。

などなど

 

このように考えると、人に教えてもらうことが

いかに効率的かがわかると思います。

実際、私も定期的に習っています。

 

早く上達したいと思う方は是非人から習うことをおすすめします!