うまくなる人の性格的特徴は”素直”


皆さんはどういう性格の人がうまくなると思いますか?


私はタイトルにもあるように素直な人が絶対にうまくなると思います。

 

なぜか。

 

今まで、こちらのコラムでも効率的な

練習方法などを紹介してきましたが、

素直な人じゃないと素直にやらないんです。

 

ここで紹介したことに限らず、

今や本やインターネット上には効率的で

素晴らしい練習方法はたくさん

紹介されています。

 

でも結局うまくならない人は、

それを知ってもやらないんです。

もしくはやるにしても勝手にアレンジを

加えたりします。

 

例えば、よくあるのが


”ゆっくり確実にやってください”


”ゆっくりやって、指摘されたことを

意識しながらやってください”


っと言っているにも関わらず、

速く弾こうとしたりします。

 

皆さんにもこういう経験ないでしょうか?

 

教室で教わったことや、ネットで見つけた

効果的な練習方法をそのままやるのって

実はかなり労力を使うことなんです。


これは別のコラムでも書いた通り、

脳は新しいことを始めるのが苦手で、

上記のようなことをするのは、

この新しいことを始めることに

相当するからです。

 

特にある程度弾けるようになった人が

伸び悩む原因はこれです。

 

例えばスケール練習ですが、最初はスケールを

形や運指で覚えるのですが、

長くやっているとそれでは通用しなく

なってきます。


そこで、スケールは度数を意識しながら

練習していくのですが、

それをやろうとすると、当然考えながら

やらなければいけないので、

速く弾くことはできなくなります。

 

ここで、速く弾くことをいかに我慢できるかが

上達できるかどうかの分かれ道です。


上達できない人はすぐに慣れ親しんだ

形だけで速く弾くことに戻ってしまいます。

脳にとって楽なほうを選んでしまうんですね。

 

これは他のことでもそうですよね。


ダイエットや英語の勉強。。。

巷には効果的な方法が出回っていますが、

これを素直にできる人は相当少ないですよね。

 

だから、上手な人や先生の言われた通り

まずは素直にやれば周りに相当差が

つけられます。


そうは言っても上手な人や、先生の言っている

ことが本当に正しいのか分からないしなっと

思ってやらない人がいるんですが、


こういう思想の人は間違いなく

うまくなりません。


そもそも、万人にとって100%正しい練習方法

なんて存在しませんし、少なくとも現時点で

自分よりも上手いと思える人の言うことは

とりあえずやりましょう。


やってうまくならなければ、それを自分で

改良すれば良いんです。

疑ったり、文句を言うのは、少なくとも

自分がその人よりもうまくなった時です。




では、どうすれば素直にできるようになるか?


ポイントは意志の力に頼らないことです。


結局、意志の力に頼るからできなくなるんです。

意志の力に頼らず、新しいことを小さな

単位にして習慣化していくことが大事です。


具体的な方法については別コラムで

書いていきたいと思いますので、

チェックしてください。