練習メニューは少ない方が効果的!?

はじめに


突然ですが、皆さんが最近実際にやった練習を

思いつく限り思い浮かべてみてください。
例えば

 

譜読み

スケール練習

コードトーン練習

曲を覚える

音楽理論勉強

速弾き練習

などなど

・・・・

思い浮かべましたか?

ここで、実際にやった練習が5つ以上思い浮かんだ方、伸び悩みを感じていませんか?

練習メニューは本当に必要なものにしぼって、少なくした方が効果的です。

どこまでを1つの練習と数えるか
判断が難しいという人もいると思うので、
そこをまず説明しますね。

簡単な判断方法としては、練習しながら
自分が別の練習に移ったと感じたらそれは1つとカウントします。

例えば、
・スケールの運指を練習(速弾きなどのフィジカルな部分)

次に同じスケール練習でも

・構成音を確認したりするような練習(音楽理論的な部分)

に移った時になんとなく切り替わった感じがすると思います。

こういう練習の切り替えをなるべく少なくした方が私は効率的だと考えています。

実際、私もコードの最も基本的なトライアドという項目にしぼって

練習してからかなり上達を感じています(まだ納得がいくほどできていませんが)。

これはギターに限らず、仕事とかでも同じだと思います。

 

初心者の方や新人の方って上達が早かったり、

短期間での伸び代が大きいと感じたことはないですか?

そういう方達の上達速度が早い理由の1つは
練習をしぼっているからです。
というか、そもそもできることが少ないから
自動的にしぼられているんです。

これが、上達するにしたがって、
いろいろな知識や練習方法を知ってしまい、
しぼれなくなってくるんです。

教則本をやたらめったら買うのも練習が
しぼれなくなっている兆候です。

ただ、1日に色んな練習をするという
やり方をしている人は多いのではないかと思います。

それは日本の学校教育がそうなっているからです。

1時間目は国語で2時間目は数学をやってというような。。。
慣れ親しんだ習慣はなかなか変えることができないんです。

一見色んなことを知っている方が上達には
有利に思えますが、実は不利になることも
あるんです。

それでは次項から練習メニューをしぼると
なぜいいのかを具体的に書いていきたいと
思います。