ショートスリーパーへの道③4種類の昼寝

皆さん昼寝していますか?

最近では昼寝が良いっていうことが

テレビなんかでもよく取り上げられ

ているので、その効用については

ご存じの方も多いと思います。


ショートスリーパーで有名なエジソンや

ナポレオンなんかも昼寝を

良くしていたそうです。


実際、昼寝には夜の睡眠の質を

良くするという結果もあります。


そもそも人間って多相睡眠で、その中でも

二相睡眠ではないかという説もあります。

多相睡眠とは1日に複数回睡眠をとることで、二相は1日で2回寝るということです。


でもこれって良く考えると自然なことで、

自然界で暮らすことを考えると

あまり長い時間同じところで眠っているのって危ないですよね?


なので、自然界の動物はほとんど多相睡眠です。


人間を自然な環境(深夜残業や夜のお仕事など、他者に時間的に制約されない環境)に

おくと自然と二相睡眠になるという

実験結果もあります。



では、昼寝にも種類があるのは

ご存じでしょうか?


簡単に言うと、寝る長さによって変わります。


10秒~20秒

ナノナップ


2~5分

マイクロナップ


10分~15分

ミニナップ


20分前後

パワーナップ


という感じです。

この中で一番良く知られているのは

パワーナップです。


15時までに20分前後の昼寝をとる。

そして寝る直前にはコーヒーを

飲むといい(カフェインが効くのに15分程度かかるから)という感じで紹介されます。


確かにパワーナップは効果があるので

おすすめですが、


そんな時間が取れないよ!


っという方に、それよりも短い時間の

ナノナップやマイクロナップなどを

取り入れてみようというのが今日の

ご提案です。


やり方は簡単で、目をつむるだけです。

寝るというと、意識がなくならない

といけないと思っている人もいる

かもしれませんが、

そんなことはありません。


ただ、目を閉じるだけでも十分

効果があります。

その時に自分はリラックスしているんだ

と思うと、さらに効果的だそうです。



これ、実は先日紹介した

目を閉じて音楽を聴くことに意味はあるのか?

という投稿にも書いたように、人間って

目を閉じるだけでアルファ波が発生し、

ストレス軽減や脳の活性化の効果があるんです。


そして、これも書きましたが、

人間の視覚からの情報量は全五感から

得る情報の8割以上を占めています。


この視覚を意識的に遮断してあげないと、

脳が休まらないんです。


なので、良く休憩中にスマホをいじっている人がいますが、あれ、本人は休んで

いるつもりでも、脳と目が休まっていません。


ちなみに一説には脳は疲れないという話もあります。


私たちが疲れと感じているのは、目や肩の身体的なものや、単に同じことをして飽きた状態だそうで、身体を休ませたり、ストレッチをする、やることを変えると、脳は活動できるそうです。


いずれにせよ、目が一番疲れますので、

意識的に目を閉じることが重要です。


さらにちなみに

断眠のギネス記録って、ご存じですか?

なんと264時間でアメリカの高校生が

出した記録です。

現在はあまりにも危険ということで

ギネス記録の項目から外されているそうです。


で、この高校生がやっていたのが

10秒~20秒のナノナップです。

記録を目指す中で時折

少し目を休ませるだけと言って、

たびたび数秒間目を閉じていたそうです。


ぜひ皆さんも積極的に目を閉じましょう。


学校や会社が終わったあとに練習が

できないという人の原因の1つは

目が疲れているという可能性もありますから。


お役に立てば幸いです。

それでは。