なぜ多くの脳科学者が習いごとに楽器演奏をすすめるのか?


ここでは脳科学者が習い事に

楽器演奏を勧める理由について

お教えいたします。


端的に言うと、楽器演奏をすると

脳全体が活性化するからです。

これは科学的にも認められている

事実で、子供にも大人にも有効です。


なぜ脳全体が活性化するのか?

それは楽器演奏がどういう活動なのかを

考えてみると分かります。


楽器演奏をするには

1、譜面を読む

2、音を良く聴く

3、楽器を実際に身体を使って弾く

ということが同時に求められます。

これらの活動はそれぞれ、脳の視覚野、聴覚野、運動野を刺激することにつながります。


楽器演奏以外(運動や他の芸術活動など)でこのように複数の部位が同時に活性化することはありません。


また、こういった事実を知って

楽器演奏に取り組むとさらに効果が

上がるという事実もあります。


これはホテルの従業員を対象にした

実験で証明されています。

実は単純な掃除などでもダイエット効果

がある(いい運動になっている)のですが、この実験では、ホテルの従業員を

下記の2つのチームに分けて日々の

業務にあたってもらいました。


①掃除がいい運動になっており、ダイエット効果があると伝え、休憩室にもそのことを掲示して意識させたチーム


②何も伝えなかったチーム


その結果、意識をさせたチームの方が

明らかにダイエットの効果があったというものです。


このように、人間は何をすれば

どういうことに効果的であることを

知ってから物事に取り組むことで

結果に差が出てきます。


当教室ではレッスンを通して

そういった知識も自然に身に

付くように指導いたします。