良い先生(教室)を見極めるコツ①


この項では良い先生の見極め方のこつとして、

具体的かつ的確に悩みの解決法を教えてくれそうな

先生の見極め方を書きたいと思います。

まず、方法ですが

先生の数年前の演奏と比べて今の演奏がうまくなっているかどうかチェックする
特に自分が教えてもらいたい技術などに注意してみると良いでしょう。

例えば速弾きを習いたいなら、ここ数年で速弾き力が向上しているかをチェックします。

上手くなっていたらその先生につくことを
おすすめします。

ではなぜ上手くなっていたらいいのか?

それはその先生が上手くなることをここ数年で実際に体感しているからです。

良く言われるのですが、俗に天才と呼ばれるような人にコツなどを聞いても

良く分からない答えが返ってきたりということがあります。
例えば具体的なコツではなく、感情論的な回答だったり。

それは、その天才にとっては生徒が困っているような内容を

遥か昔(幼少期など)に克服してしまっているからです。

例えば、読者の皆さんは自転車に乗れるかと思いますが、

乗れない人にコツを具体的に教えることができるでしょうか?

 

また、乗れるようにするための最新補助具などを紹介できますか?

おそらく教えるときは具体的にではなく、なんとなくで教えてしまうと思います。

「とりあえず、ふらふらしないようにバーと勢いよくこいで!」など・・・
また、補助具についても、そもそもそういうものがあるのかどうかも分からないと思います。


それが、最近自転車が乗れるようになった人であれば、コツを具体的に説明できたり、

どういう練習方法が効果的だったかも説明できるでしょう。

さらに補助具なども調べたりして知っていると思います。

なので、自分が知りたい技術についてここ数年で上達している先生がいれば、

その先生はかなり具体的に指導してくれるでしょう。

また、できるようになるための最新グッズなども紹介してくれると思います(もしあれば)。

ちなみに私はここ数年で、フィンガーピッキングの速弾きについて色々勉強してきたので、

かなり具体的に教える自信があります。
もちろん上達に役立つ補助具などもありますよ。
詳細はまた別のコラムでも書く予定です。

以上のような観点からみると、悩みによっては音楽教室の先生よりも、

最近上達している友達に聞いた方が的確なアドバイスしてくれる可能性も時にはあります。

肩書などにとらわれず、このような基準で1度教えてもらう人を選んでみてください。